季節感たっぷり
秋の行楽弁当
9月を迎えると暑さが落ちつき過ごしやすくなるため、遠出をするのに最適なシーズンです。休日は、手作りの弁当を持ってお出かけしませんか? 外出先でも食べやすい一口サイズのおにぎりなど、秋の味覚が詰まった行楽弁当をご紹介します。
さつまいもと鶏団子の甘酢炒め
310kcal 1人分
- さつまいもは厚みがあるので、揚げるときは竹串を刺して、中まで火が入っているか確認しましょう。

- 材料(4人分)
- さつまいも
- 200g
- ピーマン
- 2個
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 蓮根
- 100g
- にんじん
- 1/3本
- 鶏ひき肉
- 200g
- 塩・こしょう
- 少々
- 酒
- 小さじ1
- おろし生姜
- 小さじ1/2
- 【A】
- しょうゆ・酒・水・
みりん - 各大さじ1 1/2
- 黒酢・砂糖
- 各大さじ3 1/2
- 片栗粉
- 大さじ1
- ごま
- 適量
- 作り方
- さつまいもは一口大の乱切りにして水でもみ洗いして、水気をしっかりと拭き取る。ピーマンと玉ねぎは一口大の乱切り、蓮根は1cm幅の半月切りにする。にんじんは7mm幅の紅葉型でくり抜く(紅葉型がなければ半月切りに)。
- 鶏ひき肉は塩・こしょうを入れて粘り気が出るまでしっかりともみ、酒とおろし生姜を加えて一口大の肉団子を作る。【A】を混ぜ合わせておく。
- 油を170℃に熱して具材を揚げる。玉ねぎとピーマンは10~20秒、にんじんは約1分、蓮根と肉団子は約2分、さつまいもは約3~4分揚げる。
- 【A】をフライパンに入れ、混ぜながら中火で加熱し、ひと煮立ちしたら
を加える。軽く混ぜながら煮込み、全体がなじんだら完成。皿に盛りつけて仕上げにごまを振る。
椎茸丸ごとにぎり&焼鮭にぎり
約400kcal 1人分
- おにぎりを握るときは、別のラップで一度ご飯を丸く成形してからのせると、握りやすくなります。

- 材料(4人分)
- 米
- 2合
- 出汁(鰹)
- 適量
- 酒
- 大さじ2
- 糸昆布
- 大さじ1
- 椎茸
- 6枚
- 【A】
- 出汁(鰹)
- 150cc
- しょうゆ・酒・みりん
- 各大さじ1
- 砂糖
- 小さじ2
- 甘塩鮭
- 2切れ
- ごま
- 適量
- 作り方
- 洗った米を炊飯釜に入れ、出汁を2合の線まで入れる。酒と糸昆布を加えてさっと混ぜて通常モードで炊く。
- 椎茸の軸を除き、【A】と一緒に小鍋に入れる。ひと煮立ちさせ、落とし蓋をして汁気が半量程度になるまで弱めの中火で煮込む。そのまま冷めるまで置いておく。
- 甘塩鮭を6つに切って焼く。
- 15×15cm程度のラップを広げ、中心にごま少々→汁気を軽く押さえた椎茸(表を下にする)→
のご飯を約50gのせ、しっかりと握る。これを6個作る。
- 鮭でも同様に(ごまはお好みで)6個作る。
イワシの梅肉大葉チーズ巻き
134kcal 1人分
- イワシは塩をして、水気をしっかり拭き取ることで臭みがとれるので、下処理は丁寧に行いましょう。

- 材料(4人分)
- イワシ(内臓を除いて開いたもの)
- 4尾
- 酒
- 大さじ1
- 塩・こしょう
- 各少々
- 梅干し
- 大1個
- 大葉
- 4枚
- プロセスチーズ
- 40g
- オリーブオイル
- 小さじ2
- 作り方
- イワシは縦半分(半身)に切り、バットに並べて酒と塩・こしょうを振って10分以上置く。水気が出てきたら、ペーパーで水分を拭き取る。
- 梅干しは種を除いて包丁でたたく。大葉は半分に切る。プロセスチーズは8本になるように切っておく。
- イワシの裏面に梅を塗り、大葉を敷き、チーズをのせて手前(頭側)から巻く。巻き終わりを爪楊枝等で刺す。これを8個同様に作る。
- クッキングシートを敷いた天板に並べてオリーブオイルを回しかけ、170℃で予熱したオーブンで10分焼く。
- レシピ・料理
田村つぼみさん
料理家・栄養士。書籍や女性誌を中心に、おいしく身体にやさしいレシピを提案。メニュー開発、カフェ経営など幅広く活躍。