湯気までおいしい!あったか中華
“彩り豊かで具だくさん”“立ち上る香ばしい湯気”に心が躍ります。あったか中華の食卓を囲めば、寒い季節も身体の芯からポカポカに!
生鮭の中華蒸し
- 調味調は少量の塩だけ。蒸し煮にすることで鮭のうま味、野菜の甘味、香味野菜やくこの実の香りがギュッと凝縮されます。

- 材料(2人分)
- 生鮭
- 2切れ
- 塩
- 少量
- ねぎ
- 1/2本
- 赤ピーマン
- 1/2個
- しょうが
(せん切り) - 1/2かけ
- くこの実
- 大さじ1/2
- 紹興酒
(なければ酒) - 小さじ1/2
- ごま油・塩
- 各少量
- 作り方
- 鮭は水気をふき、塩をふる。
- ねぎは斜め薄切りにする。ピーマンは細切りにする。
- くこの実は水に30分ほど浸けて戻し、水気を切る。
- 耐熱皿に
を盛って
、
、しょうがをのせ、紹興酒をかける。
- 蒸気の上がった蒸し器に器ごと入れ、10分ほど蒸す。食べるときにごま油、塩をふる。
酢豚
- 豚肉は薄く切り、少量の油で揚げられる揚げ焼きに。強めの中火→中火→強めの中火の火加減で、ジューシーでさくっと揚げられます。

- 材料(作りやすい分量)
- 豚ヒレ肉
- 300g
- しょうゆ
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1/2
- 小麦粉
- 少量
- 揚げ油
- 適量
- 干ししいたけ
- 4枚
- ピーマン
- 4個
- じゃがいも
- 2個
- ゆでたけのこ
- 小1個
- 玉ねぎ
- 1/2個
- サラダ油
- 適量
- 【A】
- しいたけの
戻し汁 - 大さじ6
- しょうゆ・
酢・砂糖 - 各大さじ2
- 片栗粉
- 小さじ2
- 赤唐辛子
(半分に切り種を出す) - 1本
- 作り方
- 干ししいたけは水200mLに浸け、冷蔵庫でひと晩戻す。戻し汁はとっておく。
- 豚肉は1cm幅に切ってしょうゆ、砂糖をふり、10分ほどおく。小麦粉をまぶして鍋底から1~2cmほどの油で揚げ焼きにし、油をきる。
のしいたけは半分に切り、ピーマンは乱切りにする。じゃがいもは4等分に切り、水からやわらかくゆでる。たけのこは薄切りにし、玉ねぎは1cm幅のくし形に切る。
- フライパンに油を熱し、玉ねぎを炒める。しんなりとなったらたけのこ、しいたけ、ピーマン、じゃがいもを加えて炒め合わせる。
に
を加え、混ぜ合わせた【A】を加えて混ぜ合わせる。
酸辣湯スープ
- 中国・四川料理の辛酸っぱいスープ。酢は仕上げに加えてさっと加熱すると酸味が引き立ち、卵はとろみをつけてから加えるとふんわり。

- 材料(作りやすい分量)
- 豚ばら
薄切り肉 - 100g
- 春雨(乾燥)・
ゆでたけのこ - 各50g
- 生しいたけ
- 3個
- ごま油
- 小さじ2
- 鶏がらだしのもと
- 大さじ1
- 水
- 800mL
- 水溶き片栗粉
- 片栗粉大さじ1、
水大さじ2
- 卵
(ときほぐす) - 1個
- 酢
- 大さじ2~3
- ラー油、
パクチーなどの
香草(ざく切り) - 各適量
- 【A】
- しょうゆ
- 小さじ2
- 塩・こしょう
- 各少量
- 作り方
- 豚肉は5mm幅に切る。
- 春雨は熱湯で戻し、3cm長さに切る。たけのこは細切りにし、しいたけは軸を除き、薄切りにする。
- 鍋にごま油を熱し、豚肉を炒める。色が変わったら水とだしのもとを加え、アクを除きながら1~2分煮る。
を加えてさらに5分ほど煮る。【A】を加え混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 卵をまわし入れ、酢、ラー油を加える。器に盛り、香草をのせる。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ』(主婦の友社)、『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子