鍋を食卓に!熱々をいただきます
土鍋や両手鍋は、できたての熱々料理をそのまま食卓に出せるのがメリット。ごはんを炊いたり、ハンバーグを煮込んだり、鍋を活用して冬の食卓を豊かに!
スペイン風炊き込みごはん
- 米を洗うと、水分を含んでアサリなどから出てくるうま味が中までしみ込みにくくなるので洗わないで使います。糠が気になる方は無洗米を。

- 材料(作りやすい分量)
- 米
- 2合
- アサリ
- 200g
- ウインナーソーセージ
- 6本
- 玉ねぎ・パプリカ
- 各1/2個
- ミニトマト
- 8個
- オリーブ油
- 大さじ3
- 塩・こしょう・パセリ
(みじん切り) - 各適量
白ワイン
- 大さじ4
- 水
- 500mL
- 作り方
- アサリは砂出しをし、殻をこすり合わせて洗う。ウインナーソーセージは1cm幅に切る。玉ねぎはみじん切りにし、パプリカは1cm角に切る。
- 鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎをじっくりと炒め、米を加えてさらに炒める。油がなじんだらウインナーソーセージ、パプリカを加え炒めて塩・こしょうし、アサリ、ミニトマトをのせる。
を加えてひと煮立ちしたら、蓋をして弱火で12~14分炊く。火を止めて10分ほど蒸らし、仕上げにパセリを散らす。
トマトの煮込みハンバーグ
- ハンバーグは中まで火を通さずに、焼き色がつく程度に焼きます。煮込みながら火を通すのがしっとり仕上げのコツ。

- 材料(作りやすい分量)
- 牛豚合びき肉
- 500g
- オリーブ油
- 大さじ1
- バジル
- 適宜
玉ねぎ(みじん切り)
- 1/2個
- パン粉・牛乳
- 大さじ3
- 卵
- 1個
- 塩・こしょう・
ナツメグ - 各少量
トマト
(粗みじん切り)- 1個
- トマトピューレ
- 1パック
(200g)
- トマトケチャップ・
ウスターソース - 各大さじ1
- 塩・こしょう
- 各少量
- 作り方
- ボウルにひき肉と
を加えてよく混ぜる。6等分にして小判形のハンバーグに整える。
- 鍋にオリーブ油を熱して
を並べ入れ、両面に焼き色がつくまで焼き、取り出す。
の鍋に
を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたらハンバーグを戻し入れ、ソースを煮からめる。仕上げにバジルを加えてさっと煮る。
鶏肉だんごとねぎたっぷり鍋
- 肉だんごは、ひき肉を白っぽくなるまでよく練ってからAを混ぜるとふわふわに。身体を温めるねぎをたっぷり使ったポカポカ鍋です。

- 材料(作りやすい分量)
- 鶏ひき肉
- 500g
- ねぎ
- 2本
- 一味唐辛子
- 適宜
ねぎ(みじん切り)
- 大さじ4
- しょうが
(すりおろし) - 2かけ
- 卵
- 1個
- 塩
- 小さじ1
- 【煮汁】
- だし
- 800mL
- 薄口しょうゆ
- 大さじ3~4
- 酒
- 大さじ3
- 砂糖
- ひとつまみ
- 作り方
- ねぎは斜め薄切りにする。
- ボウルにひき肉を入れて練り混ぜ、
を加えて混ぜ合わせる。
- 土鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら
をスプーンなどでひと口大に丸めて落とす。肉の色が変わったら
のねぎを加え、さっと煮えたところを、お好みで一味唐辛子をふっていただく。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ』(主婦の友社)、『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子