新米の季節!ごはんをもっとおいしく
ふっくらつやつやの炊きたてのごはん。しっかり味の染み込んだおかずもよし。お米の香りや甘みをシンプルに楽しむ丼や副菜もよし。この時季だけの新米のおいしさを堪能しましょう。
豚バラ肉の梅干し煮
- コクのある豚バラ肉。煮汁に梅干しと酢を加えて煮ると、ほどよい酸味が加わり、さっぱりとした味わいに。30〜40分ほどで肉がほろっとやわらかくなります。

- 材料(2人分)
- 豚バラ肉(かたまり)
- 600g
- ほうれん草
- 1束
- 【煮汁】
- 酢
- 200mL
- 酒・しょうゆ
- 各70mL
- 砂糖
- 大さじ1
- 梅干し(種を除く)
- 4個
- にんにく
- 4~5かけ
- 作り方
- 豚肉は3cm幅に切り、熱湯でさっとゆでる。
- ほうれん草は塩少量(分量外)を入れた熱湯でゆで、ざるにあげて水けを絞り、4cm幅に切る。
- 鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら
を加えて蓋をし、弱火で30~40分ほどやわらかくなるまで煮る。
とともに盛る。
五色丼
- ほかほかごはんと相性がいい食材を彩りよく。ひきわり納豆をはじめ、食材を細かくきざんで、食感を整えることでおいしく。濃厚な卵黄でコクをプラス。丼ひとつでパーフェクトな献立に。

- 材料(1人分)
- ひきわり納豆
- 1パック
- オクラ
- 5本
- マグロ(刺身用)
- 50g
- 柴漬け
- 適量
- 卵黄
- 1個
- ごはん
- 1膳
- しょうゆ
- 適宜
- 作り方
- オクラは塩少量(分量外)を入れた鍋でゆで、小口切りにする。マグロは1cm角に切る。
- 丼にごはんを盛り、納豆、オクラ、マグロ、柴漬けをのせ、真ん中に卵黄を落とす。しょうゆをまわしかけていただく。
じゃこの高菜炒め
- 高菜漬けは、ごま油で炒めることで風味豊かな味わいに。さらに、ちりめんじゃこを加えると高菜漬けの塩味が和らぎます。

- 材料(作りやすい分量)
- ちりめんじゃこ
- 30g
- 高菜漬け
- 100g
- 白いりごま
- 小さじ2
- ごま油
- 適量
- 作り方
- 高菜は粗く刻む。
- フライパンにごま油を熱し、高菜、ちりめんじゃこを入れてよく炒める。仕上げにごまを加えて混ぜ、火を止める。
自家製なめたけ
- えのきたけがしんなりして煮汁にとろみがついてきたら完成。酢を加えると味が引き締まり、保存もきくおかずに。

- 材料(作りやすい分量)
- えのきたけ
- 4パック
- 【煮汁】
- しょうゆ・酢・酒・だし・みりん
- 各70mL
- 砂糖
- 大さじ1
- 作り方
- えのきたけは根元を切り落とし、長さを半分に切る。
- 小鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら、えのきたけを入れて汁気がなくなるまで煮る。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ』(主婦の友社)、『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子