7月の食卓に沖縄の元気食
美しい海に囲まれ、独自の文化が息づく沖縄。個性あふれる料理には、自然のパワーがつまっています。沖縄料理をいただいて、夏も元気に過ごしましょう。
タコライス
- ひき肉はパラパラになるまでよく炒めてから調味料を加えると、まんべんなく味がなじみます。熱々のソースをかけてチーズがほどよく溶けるとおいしいです。

- 材料(2人分)
- 牛豚合びき肉
- 120g
- にんにく(みじん切り)
- 1/2かけ分
- トマトケチャップ
- 大さじ1
- ウスターソース
- 大さじ1/2
- ナツメグ・クミン
- 各小さじ1/2
- オリーブ油・塩・
こしょう - 各適量
- レタス(細切り)
- 適宜
- とろけるチーズ
- 適宜
- あれば香草(ざく切り)
- 適宜
- 目玉焼き
- 2個
- ごはん
- 2膳
- 【サルサソース】
- トマト(粗みじん切り)
- 1/2個
- 玉ねぎ(みじん切り)
- 大さじ11/2
- 塩
- 少量
- タバスコ
- お好みで適宜
- 作り方
- フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて熱し、ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。ケチャップ、ソースを加えて炒め合わせ、ナツメグ、クミンを加えてさらによく炒める。塩・こしょうで味を調える。
- ボウルにサルサソースの材料を入れて混ぜ合わせる。
- 器にごはんを盛り、レタス、
、チーズ、サルサソース、香草、目玉焼きをのせる。
アオサのスープ
- アオサのりは沖縄では「アーサー」と呼ばれる身近な海藻。美容と健康に役立つ食物繊維、ビタミンCがとっても豊富。磯の香りを生かすために煮過ぎないのがポイント。

- 材料(2人分)
- 生アオサのり
- 40g(乾燥の場合約4g)
- だし汁
- 600mL
- おろししょうが
- 少々
薄口しょうゆ・みりん
- 各大さじ1
- 塩
- 少量
- 作り方
- 鍋にだし汁を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら
を入れる。再び煮立ったらのりを加えて火を止める。
- 椀に盛り、しょうがをのせる。
ゴーヤチャンプル
- ゴーヤに豊富に含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴。炒めてもしっかり摂取できます。卵を加えたら大きく混ぜ合わせ、半熟状態で火を止めましょう。

- 材料(2人分)
- ゴーヤ
- 1本
- 豚バラ薄切り肉
- 200g
- ランチョンミート
- 1/2缶(170g)
- 木綿豆腐
- 1丁(300g)
- 卵
- 2個
- 塩・こしょう
- 各適量
- サラダ油
- 大さじ2
- 作り方
- 豆腐はペーパータオルで包んで重しをし、しっかりと水気をきる。
- ゴーヤは縦半分に切って種とわたをとり、薄切りにする。豚肉は4cm幅に、ランチョンミートは5mm幅に切る。卵はときほぐし、塩・こしょう(分量外:各少量)をする。
- フライパンに油を熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったら、ランチョンミート、ゴーヤ、豆腐を手でくずしながら加え、炒め合わせる。
- 卵を加えて全体を混ぜ合わせ、塩・こしょうで味を調える。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ』(主婦の友社)、『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子