焼く、揚げる、蒸す!多彩な鶏肉レシピ
もも肉は魚焼きグリルで焼いたり、胸肉は蒸し煮にして鶏ハムに、ひき肉は丸めて揚げる… こんな使い方はいかがでしょう。鶏肉のおいしさを引き出した、とっておきレシピです。
鶏肉と香味野菜の甘酢あえ
- うま味とコクがある鶏もも肉。皮目をしっかり焼くと香ばしさがUP。片面焼きグリルは皮目から焼きましょう。

- 材料(2人分)
- 鶏もも肉
- 1枚(280g)
- 塩・こしょう
- 各適量
- 紫玉ねぎ
- 1個
- みょうが
- 1個
- 青じそ
- 5枚
- パプリカ
- 1/4個
- オリーブ油
- 適宜
酢・すし酢
- 各大さじ3
- 作り方
- 紫玉ねぎは薄切りにしてボウルや保存容器に入れ、
を加えて全体を混ぜ、10分ほどおいてしんなりとさせる。※冷蔵庫で2時間以上おくとよりしんなりとした食感になります。
- 鶏肉は塩・こしょうで下味をつけ、魚焼きグリルで両面をこんがりと中まで火が通るまで焼き、ひと口大に切る。
- みょうが、青じそ、パプリカはせん切りにする。
に
と
を加えて全体を混ぜ合わせる。器に盛り、仕上げにオリーブ油をまわしかける。
鶏ハムとキャロットラペのオープンサンド
- 下味に使う砂糖には、鶏肉に含まれる水分を出し、やわらかく仕上げる効果が。蓋がしっかり閉まる鍋で弱火で10分煮て、余熱でじっくりと火を通すことでしっとりと仕上がります。

- 材料(2人分)
- 鶏胸肉(皮を取り除いたもの)
- 2枚(500g)
- にんじん(せん切り)
- 1本
- お好みのパン・葉物野菜
- 各適量
砂糖
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1
- こしょう
- 少々
赤ワインビネガー(または酢)
- 大さじ2
- オリーブ油
- 大さじ1
- にんにく(みじん切り)
- 少々
- 塩・こしょう
- 各適量
- 作り方
- 鶏肉は切り込みを入れて厚さを均等にする。保存袋に
とともに入れてよくもみ、冷蔵庫にひと晩おく。※空気を入れないようにラップで包み、両端を輪ゴムでしっかり閉じるのがポイントです。
- 肉の汁気をふき取り、ラップにのせて手前からしっかりと筒状に巻く。もう一度ラップで巻き、両端をねじって輪ゴムでしっかりと止める。
- 蓋がしっかり閉まる鍋に鶏肉が半分浸るくらいの水を入れて沸かし、
を入れて弱火で10分ほど蒸し煮にする。火を止めてそのまま冷ませば鶏ハムのできあがり。
- ボウルににんじんと
を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で20分なじませてキャロットラペを作る。
- 軽く焼いたパンに野菜、ラペ、薄切りにした鶏ハムをのせていただく。
鶏の揚げ団子
- ひき肉の粘りを十分に出してから団子にして揚げると、表面はカリカリッ、中はしっとりとした口当たりになります。

- 材料(2人分)
- 鶏ひき肉
- 500g
- ピーマン
- 3個
- 揚げ油
- 適量
- 野菜(ラディッシュなど)
- 適宜
玉ねぎ(みじん切り)
- 1個
- おろししょうが
- 1かけ分
- 小麦粉
- 大さじ5
- 卵
- 1個
- 塩
- 小さじ1
- こしょう
- 適量
- 作り方
- ボウルに鶏ひき肉と
を入れてよく混ぜ合わせる。
- ピーマンは種を除き、半分に切る。
- 熱した油にピーマンを入れて素揚げにし、取り出す。
をひと口大に丸めて入れ、こんがりと揚げる。
- 器に
と
を盛り、野菜を添える。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ 』(主婦の友社)『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子