栄養が詰まった
春野菜の恵みを食卓に
冬の間にたくさんの栄養を蓄え、新しい季節の訪れとともに芽吹く春野菜は、生命力にあふれています。みずみずしさを感じさせる鮮やかな色で食卓を彩り、甘くて柔らかい、この時季ならではの自然の恵みを存分に味わいましょう。
菜の花といかのチーズリゾット
454kcal 1人分
- 菜の花の食感を残したい場合は、仕上げに入れて混ぜるだけでも。チーズのコクと菜の花の苦味の相性が◎。

- 材料(2人分)
- 菜の花
- 100g
- いか
- 小1杯
- オリーブオイル
- 小さじ2
- お米
- 1合分(150g)
- お湯
- 700cc
- 白ワイン
- 大さじ2
- ピザ用チーズ
- 50g
- 塩
- 小さじ1/3弱
- こしょう
- 少々
- 粉チーズ
- 適宜
- 作り方
- 菜の花は硬い部分を除いて1cm幅に、いかは内臓や骨を除いて1cm幅に切る。
- フライパンにオリーブオイルを熱してお米を研がずに入れて炒め、全体に油が回ったら、白ワインと、お湯350ccを入れて中火でひと煮立ちさせる。ときどき混ぜながら、約6分煮込む。
- お米の表面が見えるくらいに水分が減ってきたら、残りの350ccのお湯といかを入れ、5分ほど煮込んだら菜の花を加えてさっと混ぜる。お米が好みの硬さになるまで煮込み、ピザ用チーズと塩こしょうを入れて手早く混ぜ、器に盛り付ける。お好みで粉チーズをふる。
にんじんのポタージュ
136kcal 1人分
- 春野菜の甘味を生かしたスープ。生クリームの代わりに豆乳を使うことで、にんじんの香りが引き立ちます。

- 材料(4皿分)
- にんじん
- 大1本
- 玉ねぎ
- 1/2個
- ベーコン
- 2枚
- バター
- 10g
- 水
- 200cc
- アーモンド
- 20g
- 豆乳
- 200cc
- 塩
- 小さじ1/3
- 生クリーム・ブラックペッパー
- 適宜
- 作り方
- にんじんは半月の薄切り、玉ねぎは薄切り、ベーコンは1cm幅に切る。
- 鍋にバターを入れて半分ほど溶けたら
を入れてバターを絡めるようにさっと炒め合わせ、蓋をして中火弱で蒸し煮にする。玉ねぎがしんなりするまで、ときどき混ぜながら煮込む。
- 水とアーモンドを入れてひと煮立ちさせたら、中火弱で10分ほど煮込む。火を止めあら熱がとれたら、ミキサーで滑らかになるまで攪拌する。
を鍋に戻し入れて豆乳を加え、ひと煮立ちさせたら塩で味を整える。器に入れて、お好みで生クリームやブラックペッパーをふる。
春菊と食べる塩豚のソテー
361kcal 1人分
- 春菊に多く含まれるβ-カロテンで免疫力UP。春菊にしっかり味をつける分、豚肉の味つけはシンプルに。

- 材料(4人分)
- 豚肩ロース厚切り肉
- 2枚(500g)
- 塩麹
- 大さじ2
- こしょう
- 少々
- 春菊
- 80g
- ねぎ
- 5cm分
- りんご
- 1/4個
- 塩
- 少々
- 油
- 小さじ2
- ごま油
- 小さじ2
- 韓国海苔
- 5枚
- 作り方
- 豚肉は筋切りをして塩麹とこしょうを揉み込み、常温で30分ほど置く。
- 春菊は3cm幅、ねぎは細切り、りんごは5mm幅のイチョウ切りにする。ねぎは大きめのボウルに入れて塩をふり、しんなりとさせておく。
- 油を入れて熱したフライパンに
を入れ、焼き色がつくまで焼く。ひっくり返して蓋をし、弱火で2分加熱したら火を消し、そのまま3~5分ほど置いて中まで火を通す。
のねぎを入れたボウルに春菊とりんご、ごま油、ちぎった韓国海苔を入れてよく混ぜ合わせ、全体がなじんだら器に盛り、
の豚肉も食べやすく切って盛り付ける。
- レシピ・料理
田村つぼみさん
料理家・栄養士。書籍や女性誌を中心に、おいしく身体にやさしいレシピを提案。メニュー開発、カフェ経営など幅広く活躍。