香味野菜で涼やかに
夏の食卓の名脇役「香味野菜」をたっぷり使ったレシピです。 さわやかな香りとみずみずしい食感が食欲を刺激して箸が進みます。
香味野菜たっぷりカツオのたたき
- にんにくの香りを移した油でカツオの表面を焼くことで、生臭さが取れ、香ばしさもプラス。転がすようにして全体に焼き色をつけましょう。

- 材料(2人分)
- カツオ(刺身用)
- 1さく(約250g)
- にんにく(薄切り)
- 3かけ
- オリーブ油
- 大さじ2
- みょうが
- 3個
- 青じそ
- 10枚
- 小ねぎ
- 10本
- ミニトマト
- 3〜4個
- ポン酢
- 70mL
- 作り方
- みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。青じそはせん切りにし、小ねぎは小口切りにする。ミニトマトは四つ割りに切る。
- カツオは表面の水気をペーパータオルでふき取る。フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火で焼き、きつね色になったら取り出す。カツオを入れて全体に焼き色がつくまで焼き、5mm幅に切る。
- フライパンに残った油にポン酢を加えて火にかけ、ひと煮立ちさせる。
- 器にカツオを盛り、香味野菜をのせ、
のにんにくとミニトマトを散らし、
のソースをかけていただく。
だし
- 夏野菜や香味野菜を刻んで混ぜる山形県の郷土料理「だし」。めんつゆを使うと味つけが簡単。ネバネバ食材をプラスしてさらに元気をパワーアップしましょう。

- 材料(2人分)
- きゅうり
- 1本
- みょうが
- 3本
- 青じそ
- 10枚
- オクラ
- 10本
- 小ねぎ
- 10本
- 納豆昆布(がごめ昆布など粘りのある昆布の細切り)
- 15g
- めんつゆ(ストレートタイプ)
- 100mL
- 酢
- 大さじ1
- 一味とうがらし
- 適宜
- 作り方
- きゅうり、みょうが、青じそは粗く刻む。オクラはさっとゆでて粗く刻む。小ねぎは小口切りにする。
- ボウルに一味とうがらし以外の材料を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。そうめんや冷奴、ごはんにのせ、お好みで一味とうがらしをふっていただく。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近書『プライスレスレシピ』(主婦の友社)、『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子