3月の食卓に香り豊かな春野菜を
春の気配を感じる季節です。店頭に並び始める春野菜には、冬の間に蓄えた芽吹きのパワーがギュッと凝縮されています。香り豊かな旬の野菜を取り入れて身体の中からリフレッシュ!
たけのこ入り和風ハンバーグ たけのこソテー添え
- たけのこは水煮でもおいしいのですが、採れたての生を使うと香りが抜群。歯ごたえを楽しめる根元はハンバーグに、やわらかい穂先はソテーに使います。

- 材料(8個分)
- 鶏ひき肉
- 350g
- たけのこ
- 150g
- オリーブ油
- 大さじ1
- 塩・こしょう
- 各適量
- しょうゆ
- 小さじ1
- 粉山椒
- 適宜
- サラダ油
- 大さじ1
- 青じそ・大根おろし・ポン酢しょうゆ
- 各適宜
おろししょうが
- 1かけ分
- 長ねぎ(みじん切り)
- 1本
- 卵
- 1個
- 塩・こしょう
- 各適量
- 味噌
- 大さじ1
- 作り方
- たけのこの根元は粗く刻み、穂先はくし型に切る。
- ボウルにひき肉、刻んだたけのこ、
を入れてよく練り混ぜる。8等分にして丸める。
- フライパンにオリーブ油を熱し、たけのこの穂先をこんがりと焼き、塩・こしょうをし、しょうゆ、粉山椒をふってからめ、たけのこソテーを作る。
のフライパンをキッチンペーパーでふいてサラダ油を熱し、
を並べ入れて焼く。片面に焼き色がついたらひっくり返し、蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
- 器にハンバーグを盛り、青じそ、大根おろしをのせてポン酢しょうゆをかける。たけのこソテーを添える。
アスパラとさやえんどうの白あえ
- 旬のアスパラガスはみずみずしくて香りがすがすがしく、甘味を感じられます。食感を生かすためにゆで過ぎないようにしましょう。

- 材料(2人分)
- グリーンアスパラガス
- 3本
- さやえんどう
- 10本
- パプリカ(赤)
- 1/4個
- 木綿豆腐
- 1丁
白練りごま
- 大さじ2
- 砂糖・薄口しょうゆ
- 各大さじ1
- 塩
- 少々
- 作り方
- アスパラガスは根元のかたい部分をピーラーで除き、さやえんどうは筋をとる。塩(分量外:適量)を入れた熱湯で歯ごたえを残してゆで、アスパラガスは長さ3cmの斜め切りにする。
- パプリカは細切りにする。
- 木綿豆腐はキッチンペーパーで包んで重しをのせ、しっかりと水を切る。すり鉢に入れてなめらかになるまでする。
加えて混ぜ合わせ、
と
を加えて全体をあえる。
セロリと豚肉のきんぴら
- セロリは茎の部分を使うことが多いのですが、カロテンやビタミンB群は葉の部分に多く含まれています。香りもよいので、最後に加えてさっと炒め合わせましょう。

- 材料(2人分)
- セロリ
- 2本
- 豚バラ肉
- 200g
- 赤唐辛子
- 1本
- 塩・こしょう
- 各適量
- サラダ油
- 大さじ1
- 白ごま・七味唐辛子
- 各適宜
しょうゆ・砂糖・みりん・酒
- 各大さじ1
- 作り方
- セロリの茎は幅1cmの斜め切りにし、葉はザクザクと切る。豚肉は幅1cmに切る。
- フライパンに油を熱し、赤唐辛子と豚肉を入れて炒める。肉の色が変わってきたらセロリの茎を加えて全体を炒め合わせ、塩・こしょうをする。
を加えて炒め合わせ、セロリの葉を加えて全体を混ぜ合わせてでき上がり。
- 器に盛り、白ごまと七味唐辛子をふる。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ 実は100g100円台の肉で。簡単・安い・カラダにいい。お値段以上の革命レシピ』(主婦の友社)など著書多数。
写真/宗田育子