11月の食卓は家庭で楽しむ中華
家庭で包む具だくさんの手作り餃子は格別のおいしさ。 餃子を主役に、さっぱりとしたマリネと蒸し物を組み合わせた中華献立に、みんなの箸が止まりません!
ジューシー焼き餃子
- 蒸し焼きしながら水分を飛ばして焼き色をつけ、仕上げにごま油を加えるとごまの風味が香ばしく、皮がカリッと焼き上がります。

- 材料(作りやすい分量)
- 餃子の皮
- 50枚
- 豚ひき肉
- 300g
- にら
- 1束
- キャベツ
- 1/4個
- 長ねぎ
- 1/2本
- にんにく・しょうが
- 各1かけ
- サラダ油
- 大さじ1
- ごま油
- 適量
- 【調味料】
- オイスターソース・しょうゆ・ごま油
- 各大さじ1
- 塩・こしょう
- 各適量
- 【つけだれ】
- 酢・しょうゆ・ラー油
- 各適量
- 作り方
- にら、キャベツ、長ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。
- 大きめのボウルに豚ひき肉と調味料を入れてよく混ぜ、さらに
を加えてよく混ぜ合わせる(具)。
- 餃子の皮の中央に具を大さじ1のせ、皮の周りに水をつけ、ひだを作りながら閉じる。
- フライパンにサラダ油を熱して
を並べ入れ、水100mLを加えて弱火で蒸し焼きにする。水分がなくなってきたら蓋を開けてさらに水分を飛ばす。焼き色がついたらごま油をまわしかけてカリッと焼く。
- つけだれをつけていただく。
チャーシューと大根の重ねマリネ
- 市販のチャーシューとドレッシングを使うのでとても簡単。多めに作り置きしておけば、もう一品欲しいときの副菜に重宝します。

- 材料(2人分)
- 大根
- 5cm幅
- チャーシュー(市販)
- 100g
- 万能ねぎ(3~4cmの長さに切る)
- 10本
- 中華ドレッシング(市販)
- 適量
- 作り方
- 大根は薄い輪切りにする。チャーシューは薄切りにする。
- 保存容器などに大根とチャーシューを交互に重ね入れ、中華ドレッシングをかける。大根がしんなりとなるまで冷蔵庫で冷やす。
- 器に盛り、ねぎを散らす。
秋鮭の中華蒸し
- 蒸気で一気に蒸すことで、栄養素を損なわず鮭のうま味が凝縮されます。料理酒や日本酒で代用もできますが、紹興酒を使うとコクと風味が加わり、本格的な中華料理に仕上がります。

- 材料(2人分)
- 生鮭
- 2切れ
- 塩・こしょう
- 各少量
- 長ねぎ
- 1/2本
- くこの実・紹興酒(または酒)・きくらげ
- 各大さじ1
- ラー油・しょうゆ
- 各適量
- (あれば)香草
- 1/2束
- 作り方
- 鮭はキッチンペーパーで水気をふき取り、塩・こしょうをする。
- 長ねぎは縦半分に切り、斜めに薄く切る。くこの実は紹興酒に15分ほどつけて戻す。きくらげは水に20分ほどつけて戻す。香草はザクザクと切る。
- 耐熱皿にねぎを敷き、
、戻したくこの実と興酒、水気をきったきくらげをのせる。蒸気の上がった蒸し器に入れ、10分ほど蒸す。
- ラー油、しょうゆをまわしかけ、香草を飾る
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて手軽、栄養バランスのよいレシピに定評がある。『きょうのサラダ』シリーズ、近著『オーブン料理 とっておき』(ともに主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子