食卓の主役になる卵料理
毎日の料理やお弁当に欠かせない常備食材の代表格「卵」。ゆで卵をたっぷり使ってグラタンにしたり、スクランブルエッグに旬の素材を加えたり、ピカタの衣にも! 食卓に大活躍の卵料理をお届けします。
ゆで卵と新じゃがのグラタン
- ゆで卵をたっぷり使ったグラタン。ほくほくと蒸し煮にしたじゃがいもに生クリームをかけてオーブンで焼くだけで、とろっとなめらかなソースに。

- 材料(2人分)
- ゆで卵
- 4個
- 新じゃが
- 3個
- 玉ねぎ
- 1/2個
- にんにく
(みじん切り) - 1かけ
- オリーブ油
- 大さじ2
- 塩・こしょう
- 各少量
- 生クリーム
- 200mL
- とけるチーズ・
パン粉 - 各適量
- 作り方
- じゃがいもは棒状に切り、玉ねぎは薄切りにする。
- フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎを入れてしんなりとなるまで炒める。じゃがいもを加えて炒め合わせ、塩・こしょうをふる。蓋をしてじゃがいもがやわらかくなるまで弱火で蒸す。
- 耐熱皿に
を入れて生クリームをまわしかけ、半分に切ったゆで卵をのせ、チーズ、パン粉を散らす。200度のオーブンでこんがりと焼き色がつくまで焼く。
サクラエビとわかめのふわふわ卵炒め
- 卵をふわふわに仕上げるには、
のとき強火で一気に半熟の状態まで火を通し、素早くとり出すのがコツ。最後に戻したら、軽く混ぜ合わせる程度でOK。

- 材料(2人分)
- 卵
- 3個
- 塩・こしょう
- 各少量
- ごま油
- 大さじ2
- サクラエビ
- 大さじ1(2g)
- 乾燥わかめ
- 2g
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- にんにく
(みじん切り) - 1かけ
- 作り方
- 卵はボウルに入れてときほぐし、塩、こしょうを加え混ぜる。
- わかめは水で戻して水気をきり、食べやすい大きさに切る。
- フライパンにごま油大さじ1を熱して
を流し入れ、箸で大きく混ぜながら半熟の状態まで火を通し、とり出す。
のフライパンに残りのごま油、にんにくを入れて火にかけ、香りが立ったら
、しょうゆを加えて炒める。サクラエビ、
を加えて炒め合わせる。
鶏ささみのチーズピカタ
- 鶏ささみに小麦粉をまぶすことで、衣がからみやすくなります。卵は焦げやすいので、やや弱めの中火で両面をこんがりと焼いてください。

- 材料(2人分)
- 鶏ささみ
- 6本
- 塩・こしょう・
小麦粉 - 各少量
- 衣
- 卵
- 1個
- 粉チーズ
- 大さじ2
- オリーブ油
- 大さじ1
- トマトケチャップ・
パセリ - 各適宜
- 作り方
- ささみは3~4つにそぎ切りにし、塩、こしょうをふって小麦粉をまぶす。
- ボウルに衣の材料を入れて
を加え、全体にからめる。
- フライパンにオリーブ油を熱して
を並べ入れ、両面をこんがりと焼く。
- 器に盛り、あればパセリを添え、お好みでケチャップをつけていただく。
- レシピ・料理・スタイリング
野口真紀先生
料理研究家。家族の健康を考えた、おいしくて栄養バランスのよいレシピに定評がある。近著『プライスレスレシピ』(主婦の友社)、『オーブン料理とっておき』(主婦と生活社)など著書多数。
写真/宗田育子